現在、さいたま市スポーツ推進委員連絡協議会緑区支部では、「ふらば〜るバレー」というニュースポーツの普及に取り組んでいます。
そもそもニュースポーツってなに?
ニュースポーツというのは、20世紀後半以降に新しく考案・紹介されたスポーツの事をいいます。一般的には、勝敗にこだわらずレクリエーションの一環として気軽に楽しむことを主眼としたスポーツを指します。今やオリンピックで有名となった「カーリング」や、東京オリンピックでも話題となった「ボッチャ」もニュースポーツに分類されます。
ふらば〜るバレーってなに?
ふらば〜るバレーとは、おむすびのような不思議な形をした楕円形のボールを使ったバレーボールです。黄色・ピンク色といったカラフルな色をしています。
コートはバドミントン用のコートを、支柱とネットはミニバレーのものを使います。既存の設備を大きく変えることなく楽しめるのもニュースポーツによくある特徴です。
一般的には1チーム5名で対戦します。1セット15点先取です。
必ず「ワンバウンド」
相手チームがサーブを打ち、自分のコートにボールが飛んできます。通常のバレーだと、「落とすことなく」3回以内で相手に打ち返す必要がありますが、ふらば〜るバレーでは「必ず最初は1回ワンバウンド」してからレシーブします。レシーブも含めて3回以内で相手に返します。
ボールの形もあり、ワンバウンドすることで、予想外の場所に飛んでいくこともあります。レシーブしても思わぬ方向に飛ぶこともあり、これがゲームに意外な面白さを生んでいます。また、ビーチボールよりは重いのですが、基本的には軽めのボールですので、当たっても痛くなく、ボールを怖がることなくチャレンジできるのもいいところです。
一点だけ注意事項があります。ジャンプしてのアタックはNGです。
特に大事で特徴的なルール
- 打たれたサーブを取る時は、ワンバウンドした後に触る
- 打たれたサーブを一回で相手コートに返してはいけない。そして、3回以内に相手コートに返す
- 一度ボールに触った人は2回触ることができない。また、続けて2回同じ人がボールを触れない
試合で必要となるルール(特に重要なもの)
- サーブを打つときは、バトミントンのショートサービスラインをしっかり踏んでアンダーサーブをする
- サーブを入れる場所は相手バドミントンコートのショートサービスラインより後ろ側
- サーブは一人2回打ったらサーブ権が相手に移る。サーブ権が来た時に、時計回りに一人ローテーショ ンを行い、前衛右側の人がサーブを打つ。
- ボールの端がラインにかかっていればボールはコート内にあるとみなされる。ボール全体が完全にコー トの外に出ていないとアウトにはならない
- アタックを打つ人は前衛でも後衛でもOK
是非、機会があればチャレンジしよう!
ボールさえあれば、通常の体育館などでプレイ可能ですが、チャレンジしてみたくなりましたか?さいたま市緑区内では、スポーツ推進委員が中心となって、ふらば〜るバレーの普及活動を行っています。月1度程度、浦和美園近辺の公共施設で体験会を実施しています。とくに事前連絡なく無料で参加可能ですので、運動に適した服装・シューズをお持ちになって、お気軽にご参加ください。(スケジュール)